複合乳酸菌とは
自然界に生息する、乳酸菌、酵母などの有用な微生物を、独自の技術で抽出・培養して作られた植物由来の農業用微生物資材です。動植物に対して毒性がなく、植物の成長を助け、土壌中の有用微生物の増殖を助けます。また有用微生物増殖による拮抗作用は、有害菌の増殖を抑制し連作障害防止につながります。有用微生物の増殖は、土壌の団粒化を進め腐植層をつくります。
乳酸菌が分泌した有機酸が土壌と混ざって低濃度で植物体に吸収されると、植物の細胞間隙を刺激してPhytoalexin(ファイトアレキシン)を分泌します。病害や外界不良環境への適応力を高める作用をし、植物が健康に生育することができます。
(※Phytoalexin(ファイトアレキシン)は、植物がカビや菌によって攻撃を受ける時に出る抗生物質です。)